カテゴリ
willkommen Allgäu Amsterdam Bangkok Berlin Bohnenparty Chiba Freiburg Göteborg Hanoi Hong Kong Hundertwasser Kamakura Kanazawa Kent Kobe Köln Kyoto Leipzig Lund Macau Malmö Miyazaki München Münster Nagoya Nanning Nong Khai Oberhausen Osaka Paris Regensburg Shanghai Shiga Shonan Stockholm Strasbourg Tokyo Trier Troisdorf Tübingen Ulm Vientiane Weil am Rhein Wien Yoro ブログパーツ
フォロー中のブログ
LINKS
以前の記事
その他のジャンル
ファン
記事ランキング
ブログジャンル
画像一覧
|
南寧には早朝着いた。割とちゃんと寝れたので、眠気とかはなし。バスはバス停の終点の車庫みたいな所に止まっていて、荷物を下ろして建物内に入った。さて南寧。特にこのまちを見る予定はなく、ハノイを目指す。カウンターにお揃いの服を着た従業員ぽい人がいたので、ハノイ行きのバスはあるのか聞いてみる。でも聞くにも中国人のおじさんたちに負け、言葉が通じ合いにくいのですんなり行かない。表によれば8時過ぎに出発する便があって、お姉さんによってもその時間に変わりはなさそうなので決める。150元、いいでしょう。どんなときでもiPhoneの通貨コンバータで確認。ただ若干違う料金がかかれたチケットを見せられる。何の差なのか聞くと発行手数料みたいなものだった。言葉が通じ合いにくいとき、金銭の事には神経を使うけど、わけを聞いて納得できてよかった。 ロビーには同じバスを待つ人がいるけど、ほぼおっさん。トイレも奥まったその先のその先の部屋の横みたいな所だし、2人でよかった。何を参考にしたか忘れたけど、FちゃんのYahoo!知恵袋の情報は役立った。出発のタイミングもどう知らされるのかわからないので、常に気を張って注意しておく。どうやらバスが着たらしい。黄色い車体に赤の花のペイント。中国と越南(ベトナム)を結んでますよと白抜きの文字。なんとバスガイド?風ユニホームを着た添乗員の細いベトナム人のお姉さん付き。席に座ると、南寧まで乗った寝台バスでももらったライチのフルーツポンチ風缶詰をまたもらった。これを集めているみたい。さらに水ももらって重量増。私のバイブルにも、中国は南に行くほどバスが良くなると書いてあったけど、まさにこのことなのか。 天気はよく、どんどん西へ進む。ベトナムに入る前、パーキングエリア的な所に止まった。だだっぴろい駐車場に一つの建物。同乗のおっさんたちは、どこからともなく現れた男と通貨を両替、そしてうんこ座りでタバコタイム。私たちは建物に入って、お菓子的なものを元で買った。そこからしばらく進むと谷間の国境検問所があった。中国の出国は割とすんなり。中国だけど南国のような水色の壁に酒たばこ類が並んでいる。記念すべき歩いて国境越え。ベトナム側の検問所に入ると無秩序に窓口に群がる人々が目に入る。入国審査の用紙にすっかり覚えてしまったPassNo.などを書き込み、それをパスに挟んでどうにか窓口担当の人に渡す。自分のパスポートが闇に葬られやしないかと、人に揉まれながら行方を追いつつ横移動。なんとも荒っぽい適当かつスローな作業に、バスに遅れやしないか不安がのしかかる。一人背のひょろっと高い欧米人男性がいる他はみなアジア人。Fちゃんと交代でパスポートの行方を見守りながら、ようやく自分のが手に取られスタンプを押された。そして「ワカコ、アジノモト、、、スズキ」と呼ばれ、受け取る。回りのひとたちにやにや笑い。和香子の次は味の素なのかと、これまたバイブル情報で知った、味の素ルートの存在に生で触れ合った。そしてSUZUKI。私はバイカーじゃないので馴染みがないけど、あのおっさんにとってはHONDAよりSUZUKIなんだろう。無事入国業務を終え、左右に渡された旗の下をくぐって、待っているバスに乗り込む。 ベトナムに入るとごつごつした岩肌の小山みたいな自然が繰り返し続いていた。仮に白黒だったら仙人がいそうな感じ。そしてやっぱり彼らの生活の足となっているHONDA、SUZUKI愛用者の人たちが。アジアにおける日本勢力の届き具合と年代差を目で見れた。郊外の村から住宅地へ景色が変わると、ここはフランス植民地だったと気付くことができる。建物か塀に番地のタイルが付けられ、建物自体にもどこか面影があって、おされに言うなら色使いがヴァージン・スーサイズ。郊外でだ。バスが休憩する所もなんだかキッチュな感じ。でも飲み物を飲んでいるとものすごく虫に集られる。かれこれ計19時間くらいバスなので、体力を消耗しているのかしていないのかよくわからない状態。道は大きな幹線道路のようになった。バス停も何もないような所で一人バスを待っている人がいて、乗客が一人降りた。巨大な看板がつづく。CanonにPanasonic、SANYOといった風に。メーカーの工場があるのも確認できた。ハノイはあと少しに迫っている。 (09.Feb.2009) <<前へ 次へ>>
by ten264
| 2010-05-12 22:41
| Hanoi
|
ファン申請 |
||