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車内は意外にきれいで清潔。私たちの席(寝床)はドアのないコンパートメントの一番下向かい合わせ。三段あるのでこの区画にはマックス6人入ります!私たちの所は上二段に予約はなかったので、とりあえず二段目の気分、一番上の気分を体験してみる。満員の場合、それぞれがそれぞれを気になるようになっていた。横隣を見るとで結構な人口密度。だから夜寝る頃には空いてるのをいい事に、一人引っ越して来たりした。 中国の車窓はいかに。上海を離れるにつれ、住宅や農村や色んな景色が目に入ってくるけど、まず目を奪われたのが、洋風趣味で割とガーリーな色をした住宅群。一戸が結構大きく均等な造りと配置の上、かなり広大な面積に建てられているのでちょっと気味が悪かった・・ しかも人気がなかったからこれから分譲されるところなのかもしれない。でもあそこから上海に通うならそれは遠い気が、、などといつものごとく勝手に妄想を繰り広げる。夜7時くらいになると、どこからともなくランチボックスを積んだ荷台がやってきた。食糧は一応買ったけど温かいご飯なので買ってみる。15元。中身は白身魚のフライに何かの煮物と白菜ときゅうりの付け合わせとゆで卵半個にご飯。動物系生き物を極力自ら取らなくなったので、ちょっと抵抗があったものの、これはおいしかった。ただFちゃんは煮物の味付けが合わなかったらしい。9時くらいになってちょっと車内も冷えてきたなと思ったころ、まさにグッドタイミングに通路にお粥のお鍋を積んだ荷台とおじさんが。10元。ちょっと甘めでしかも五穀米のようなお粥に、そのタイミングもろとも満足してほくそ笑む。 香港の友達には2月の頭くらいに行くから!と言っていたものの、行き当たりばったりで進めていく旅の性質上、厳密に何時とは着くまで言えないので宿も頼めない。私は地球の歩き方の東南アジア編しか持っていなかったため、Fちゃんの参考書に載っている宿に私も泊まろうかなど情報を非常にあやかる。彼女は私のバイブル、下川裕治著『5万4千円でアジア大横断』を早くも読破し、私も彼女の変な本を読んだり、香港計画を立てたりしてそのうち眠る。 朝起きてトイレや水道のあるところに行くと、やたら皆歯磨きをしている。髪の短いおばちゃんは手に水をつけ頭を洗っていた。中国の人は清潔だと、そんな印象を受ける。そして皆よくお茶を飲む。かならず俗に言うマイ水筒を持っていて、車内でお湯が出る場所があるのでそこで大量にお茶を作る人多し。電源もあるし、なかなか快適な車内生活である。最初はちょっと警戒して、荷物の置き方など気をつけたけどそんな必要特になかった。朝ごはんがやってきたけど、特に空腹ではなくカロリーを消費するようなこともしてないので見送る。例外になく車内を散策して、食堂車を発見。でも内輪のおくつろぎタイムのようだったので、着席を断念。ドア付きで一段のみの、ハンガーやテーブル付きのコンパートメントもあった。DVDを見ている人がいて、あぁそんなのもいいなぁと思った。 客車には女性の乗務員の人が近くにいて、到着も近くなると2人1組ですごく手際よくシーツを交換しだした。見ていて気持ちがいい。そういえば列車はノンストップで進んで来たけれど、香港に着く少し前に深圳に停車して、そこでゴミなどを降ろしていた。高層の住宅が並び始め、近代的な電車と同じ圏内に入った。香港はもうすぐそこだ。 (05.06.Feb.2009) <<前へ 次へ>>
by ten264
| 2010-05-04 21:53
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